岩崎桃子の『ぴかぴか』というアルバムがとってもいい。ここ数日、繰り返し聴いている。
Dos Monos のツアーファイナルを観てきた。めっちゃよかった。
圧倒的な美学が駆け抜けていくところに、正面衝突したような衝撃、風圧。とにかくカッコよかった。
全国ツアーの最終日で、喉を気遣いながらラップしている様子だったが、その掠れた声がライブの情念的なものをより一層高めていた。

荘子itの語りはすべてよかった。
「昨日、夜中に車を運転しながら、おれの人生にとって大事な音楽って何かなと思って、小学生のときに兄貴の MD で聴いた BUMP OF CHICKEN の『ユグドラシル』を爆音で聴いたら、涙が止まらなかった」
「おれにとってのバンプと同じように、おれの音楽を楽しみにしてくれている人たちと明日会えるのかと思うと嬉しくってさ」
やっぱ『ユグドラシル』なんだよな。なんなんだろうなあれ。
終演後、一緒に観ていた Uboat と新宿三丁目の中華「九龍」へ流れ込む。腹を満たしてジャズバー「サムライ」へ。
帰り道、チャーリー・パーカーの『Jazz at Massey Hall』を聴いていたら、ヘッドホンから流れてくるライブのノリが今日の Dos Monos とそっくりであることに気づいた。これは発見だ。
「ぶっ殺してやる」という勢いで音を叩きつけ合う。火花が飛び散る。ディジー・ガレスピーのトランペットなんて、まるで TaiTan のラップと瓜二つじゃないか。
深圳から一時帰国したケースケくんと、高円寺駅のガード下でケバブを食べながら路上ライブを見た。

「すず佳」という女性が歌う「いいんだぜ」という曲がよかった。なんというか、擦り切れた生活から滲み出てきたような優しさが詰まっていた。
いいんだぜ いいんだぜ
いいんだぜ いいんだぜ
君がドメクラでも ドチンバでも
小児マヒでも どんなカタワでもいいんだぜ いいんだぜ
いいんだぜ いいんだぜ
君が鬱病で 分裂で
脅迫観念症で どんなキチガイでもいいんだぜ いいんだぜ
いいんだぜ いいんだぜ
君がクラミジアで ヘルペスで
梅毒で エイズでも おれはやってやるぜ
なでてあげる なめてあげる
ブチ込んでやるぜ
いいんだぜ いいんだぜ
すず佳さんは相当酔っていて、ほとんどヤケクソのように歌っていたのだが、それがまためちゃくちゃよかった。酔っ払ってこの曲を歌うなら、高円寺のガード下よりいいステージはないだろう!
曲を歌う前の流れからして「カバー曲なんだろうな」と思っていて、帰ってきて調べたら「作詞・作曲:中島らも」だった。ちょうど数日前に『今夜、すべてのバーで』を読んだばかりだったので、妙な縁を感じた。
『葬送のフリーレン』アニメ2期のOPが出た。Mrs. GREEN APPLEの『lulu.』という曲なのだが、これがめちゃくちゃいい。痺れた。
これまで僕はミセスについて、「流行っているがよくわからん」という感想で、ミセスが好きだという友人に対しても釣れない態度を取っていたと思うが、本当に申し訳なかった。これを聴いて海よりも深く反省した。許してくれ。
一般論として「ミセスはタイアップ曲がよいのだ」という説はよく聞くし、年末の団地忘年会でもTaiTanが「ミセスは原作解釈力が高い」という評を述べていた(確かTaiTanだった気がする。違ったらごめんなさい)。今回、その言葉の意味がようくわかった。
1番ではフリーレンの人生観に決定的な影響を与えた勇者ヒンメルの冒険に対する価値観が歌われ、それが2番にかけて遺されたフリーレンの心情へとシームレスに続いていく。サビとして繰り返される「帰りたい場所がある」というフレーズは、立場が違う二人に共鳴する心情であり、この言葉が楽曲全体を貫くことで、二人の想いの重なりを表現する構造になっている。
『葬送のフリーレン』の物語構造は、ヒンメルにとっての「残す」という行為と、フリーレンにとっての「残ってしまう」という経験の非対称性にある。ヒンメルにとってはすでに確信として獲得されていたものが、フリーレンにとっては時間を経て初めて感情として立ち上がる。作中ではこのズレが繰り返し描かれてきた。このOPは、その構造を単にそのまま持ってくるのではなく、楽曲という異なる形式の中で再構成することができている。(単に物語のあらすじを要約して歌っただけのYOASOBI『勇者』とは大違いだ。)
もちろん、歌詞だけでなく楽曲もいい。アニメOPというよりむしろEDを思わせるようなトーンなのだが、それがなかなかハマっていると感じた。こういう本来物語の余韻を受け止めるための楽曲をあえてOPに持ち込むという方法は、ことフリーレンに関しては作品性と噛み合っていてとてもいいと思う。
セブンス・ベガ『君とParadiso』
このMVのファッションとメイクのバランスが新しく感じるのだけれど、女性のメイクのことがわからないのでうまく言葉にできない。服装だけを切り取れば、COCOLULUが流行っていた頃のサーフ系ファッションのようだが、その一方でメイクは明らかに今っぽい。どこがどう今っぽいのか全然説明できないけれど……。こういうの説明してくれるチャンネルがあったら教えてほしい。
Kアリーナ横浜が世界のアリーナ観客動員数で1位に(ENCOUNT)
Kアリーナ横浜が、米音楽業界誌 Pollstar による世界アリーナ観客動員ランキングで世界1位を記録した。
2024年11月〜2025年11月の集計期間における動員数は約205万人で、前年首位だったマディソン・スクエア・ガーデンを上回った。
音楽ライブに特化した設計や高い音響評価が背景にあり、日本発のアリーナが世界的な存在感を示す結果となった。
マルチネ20周年のイベントに行ってきた。出演者も来場者も懐かしい面々に会うことができた。
ここぴがimoutoidの話をして、tofubeatsが「朝が来るまで終わる事の無いダンスを」をかけるとみんなが泣いて、「水星」がかかると酔っ払った出演者たちが次々と壇上に現れて、気づくとtomadが胴上げされていた。文句のない大団円だった。
帰ってきてニュースを見ると、「AKB48 20周年」ということで、前田敦子や大島優子らOGがパフォーマンスを行ったことが話題になっていた。
マルチネもAKBも、過去のある瞬間のパッケージになっていることに驚く。ということは僕の青春も文句なく過去のものなのだろう。なんてこった!
赤レンガ倉庫のテラス席で、Greenroomの音漏れを聞きながら作業していた。海風に乗って届くベース音がちょうどよくて、結構な特等席だ。


このGreenroomに参加するため、京都からふみちゃんがやってきたのだが、昨夜、駅からうちに来るまでの間につまずいて顔面を強打し、なんと前歯が折れてしまった。「欠けた」のではなく、まさにバキリと「折れた」のである。痛すぎる。
合流したときには顔面血まみれで、思わず2メートルほどのけぞってしまった。「駅まで迎えに行くよ」と僕が言っていたのに手が離せず、一人で来てもらったタイミングでの出来事だったので申し訳なさがすごい。
それでもふみちゃんは今朝から歯医者及び外科の治療を受け、アンパンマンの絆創膏を顔に貼って音に合わせて踊っていた。愛と勇気の健気なミュージック・ラバーである。ジャムおじさんに新しい顔を投げてもらいたい


昨日に引き続き、今日も朝から農作業。
早起きして張り切った甲斐もあり、昼過ぎには予定の工程を終えることができた。これで大石さんの田んぼは一通り完了、あとは補植を残すのみ。ひとまず助っ人としてのミッションは達成である。


午後は、佐渡島で音楽ライブができそうな場所を探して、いくつかの候補地を回った。Chooningで検討中の企画だ。\ \ なかでも良かったのが、椎崎諏訪神社の能舞台。
その名の通り能を演じる場所だが、ステージとしての風格もあるし、観客席もちゃんと取れそうなスペースがある。実際に音楽イベントで使われた実績もあるとのこと。両津港からも近くて、周囲の宿泊施設も充実している。
加茂湖を見下ろす高台にあって、奥の方からは夕日が湖面に沈むところも見える。うまくいけば、夕暮れと音楽とが重なる瞬間がつくれるかもしれない。


しかし、ちょうど視察を終えたあと、イベント実施のためにアテにしていた資金の話が立ち消えになったという報せが入った。
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